振袖の着方でのマナーと注意点

2022/05/15 コラム
成人式などで振袖を着る方も多いですが、着崩れしないような注意も必要です。
少しの着崩れを自分で手直しできるようになると、焦る心配もなくなります。
そこで今回は、振袖の着方でのマナーと注意点について紹介します。

▼振袖の着方での注意点
■衿元がゆるんでしまったら
振袖を着ていると、衿元がゆるんでしまうこともあります。
左右対称になっているのか確認をし、緩んでいる場合は左側の上になっている部分をそっと沿っていきます。
たるんでしまった部分を指で軽く帯の中にいれていくと良いでしょう。

■裾が長くなってしまった場合
何度も立ち上がるなどの動作を繰り返すことで、お尻の部分がたるんでしまうこともあります。
そういった場合は、裾が落ちているか確認をしてたるんでいる部分はおはしょりの内側に押し上げて挟むと良いでしょう。

▼振袖でのマナー
■椅子に座る際
椅子に座る時は、後ろの帯がつぶれないように椅子に浅く座ります。
背もたれの少し開いた隙間にバッグなどを置くと良いでしょう。

■床に座る際
床に座る際は、着崩れしてしまう可能性もあるので丁寧な動作が必要となります。
つま先をたてて膝をたて、つま先を片方ずつ静かに寝かせると良いです。

▼まとめ
・衿元がゆるんだら、たるんでいる部分を指で軽く入れる
・裾が長くなってしまった場合は、たるんでいる部分をおはしょりの内側に押し上げて挟む

これらのことを少しでも覚えておくと、振袖を実際に着た時に役に立ちます。
当店では、兵庫県尼崎市で心と髪の癒しサロンを営んでおります。
着付けもしておりますので、気になる方は是非一度お問い合わせください。