袴の着方で注意点はある?

2022/04/08 コラム
卒業式などで着る方が多い袴ですが、着方を知らない方が大半ではないでしょうか。
サロンなどで着つけしてくれることもありますが、注意点を抑えると自分で着ることができるようになるでしょう。
今回は、袴の着方と注意点について紹介していきます。

▼袴の着方
■準備するもの
・肌着
・小ぶり袖や着物
・重ね衿
・タオル
・足袋
・半幅帯
・長襦袢
・着付け小物
・草履

■手順
大まかな手順は以下の通りとなります。

?肌着を着用し、タオルなどで厚みをつけて補強する
②裾よけをつけて衿先をもち、膝丈にくるように持ち上げます
?着ている方の左が上、右が下にくるように被せます
④紐の真ん中を左手で持ち、腰骨の少し上あたりを巻いていきます
?胸元が綺麗なV字になるように整えていく
⑥紐で整えた衿先を押さえるように、後ろで交差させるように結ぶ
⑦紐の上に伊達締めを巻いて、帯を締めていく
⑧最後に袴を着用していきますが、ひだが多い方が前です

▼袴を着用する際の注意点
裾が袴の下から見えないように、足首あたりまで見えるくらいに短くしましょう。
また、襟元は詰め気味にするように、胸高に気をつけると良いです。

▼まとめ
袴の着付けは難しいですが、何度か練習するとスムーズに着付けることができるようになりますが着物とは着付け方が違うので気を付けると良いでしょう。
まだ着用時は、大幅に歩かないようにして階段の際は裾を持ち上げて踏まないように気を付けると危険を回避できます。
当店では、兵庫県尼崎市で心と髪の癒しサロンを営んでおります。
着付けも行っておりますので、気になる方は是非一度お問い合わせください。